2019年1月1日火曜日

1月1日:2019 元旦はだし散歩:「青年よ、あんたはエライ!」なんで?

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● 2016年ハーフマラソン完走Tシャツ


 朝、2回こむら返りにあった。
 といってもそうなる前に抑え込んだが。
 ここしばらくは足を鍛えているので、こむら返りはまったくでなかった。
 でも最近時々もどきの状態が発生することがある。
 もどきとはこむら返りになる前の筋肉の状態である。
 こむら返りはフクラハギの筋肉を伸ばしたときに起こる。
 キターと感じた時はすぐに立ち上がって足に体重をかけて抑え込むようにしている。
 筋肉を圧縮するようにすると症状は起こらなくなるのである。
 このところのこむら返りの発生は筋肉鍛え過ぎの慢性疲労によるものではないかと思っている。
 なら今日はどうする?

 朝方は7時過ぎに散歩に出る。
 今日はそんな事件があったのでやめようかと思う。
 でもなあー、ということになる。
 スパッツとやめられないのが習慣というものである。
 10時過ぎに出かけた。
 盛夏にして晴天である。
 陽射しは強い。
 でもありがたいことに風が吹いているので汗をかくような暑い状態にはなっていない。
 しかしである、コンクリート路面が炙られて焼けている。
 足の裏が熱でビリビリする。
 とても立ち止まってはいられないほどである。



 これは今季初の症状である。
 冬場の足の裏のいてつく寒さと、夏場の焼けつく暑さははだしという状態では避けることはできない。
 がまんである。
 この時期、曇天でないなら10時から2時までははだしで歩くにはきついものがある。

 今日は元旦、人影はない。
 ならば人に会わずに終了できるか、と思ったが2kmの折り返し手前でオッサンに出会ってしまった。
 復路は人の気配を感じなかった。
 ということは4kmでたった一人である。
 1時間歩いて一人しか出会わないというのは、やはり元旦はすごいものがある。

 自転車には数台出会った。
 散歩が終わるころだが、後ろからきた自転車が私の横に止まった。
 でかい犬を連れている青年である。
 「背中に21kmとあるが走ったのか」と聞く。
 「ハーフマラソンだ、ゴールドコーストの」と答える。
 「ウオー、コングラチュレーション」
 着ていたTシャツがこれ。
 
 これ2016年で3年前のものである。
 2015年から昨年まで4年連続で走っていて、それぞれに完走Tシャツをもらっている。
 この生地、涼しく蒸れないので夏場の散歩には最適で4枚を替わり番こに着ている。
 だがこれまで、そのプリント内容について質問されたことはない。
 この青年が初めてのことである。
 「ウーン、さすが、あんたはエライ!」
である。 

 3kmの予定でスタートしたが、「歩き初め」ということでビジラ・クリーク遊歩道の利用している全区間を歩いてみた。
 といっても片道2kmの折り返しだが。
 体調は疲れ気味だが歩けた。


 
 
  さて夕方の散歩だが、5時半頃出かけていった。
 遊歩道に入る脇に2台のパトカーがとまり、入ろうとすると、「ダメだ、ほかの道を回れ」という。
 散歩がしたいわけではなく、はだしで歩きたいので、止められると一気に気が抜けてしまって、やめにした。
 通常ならこの時期のポリスはアルコールチェックに駆り出される程度が仕事だが、そうでないことに出てきているということは、そこそこの何かがあったのだろう。

 午前の散歩は気分がよかったが、夕方は面白くもない。
 私はポリスが嫌いだ。
 人をバカにしたような、あのしゃべり様がどうにも生理的に合わない。
 今日は元旦であったが、いいこともあり、非常に不愉快なこともあったお正月である。
 あまり愉快でない年になりそうな予感がしている。

 夜は気分直しに高級なお酒を開ける。
 昨年もらったものだがあまりに高級なお酒なのでなかなか開けるチャンスがなかった。
 なにしろ今日は元旦である。
 ふさわしい日はこの日しかない、というわけである。
 そのお酒とは「純米大吟醸 飛露喜」である。



 なを寝起きに体重を計ってみた。
 45kgである。
 ここからスタートになる。
 今年一年でどれほどになるだろうか。
 なを、この体重計ヘタッており、大きく狂っている可能性があるので、実質の体重が45kgということではない。
 新しい体重計を買わないといけないだろう。
 

● 2019年元旦 45 kg(注:「後日」参照)

【後日】 
 新しい体重計をK-Martで購入して比べてみた。
 10ドルであった。


● 左が新品、右が古いモノ

  さて、どうなるか。
 やはり思っていたとおり、狂っていた。
 3kg弱、軽く表示されるのである。




 49kg弱の体重が46kgと表示されるのである。
 ということは元旦に計った45kgは「48kg弱」が正解ということになる。

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  おまけ
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【不可能と思われることをさり気なくやってのける】
 島田雅彦の言葉にこんなのがある。


 若さに異様な高値がつけられる社会でオヤジが自らの矜持をと保とうと思ったら、 
 オヤジには不可能と思われている事をさり気なくやってのけるほかない。
 若者は不器用でも美しければ良いが、
 オヤジが不器用である事は救いようがない。

 もう一年以上はだしで歩いているが、このことは家族も誰も知らない。
 距離にして昨年は2,800キロ弱になる。
 オヤジは不可能と思われているような事をさり気なくやるしかない 
のである。
 それがオヤジの、というより私の矜持なのかもしれない。
 日々を生きていくための心理的なバランスと言ったところだろうか。
 でも作家というのは本当に言葉のプロだと思う。
 言いたいことを言葉に加工できない苛立たしさに寂しさ虚しさを感じるときがあるが、作家をそれを見事に「そうなんだよ!」というレベルで顕現してくれる。
 ありがたいな、とも思ってしまう。
 心の整理をきれいにつけてくれる才能に感謝してしまう。




【 2019 残りの時、好きにおやり 】


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