ベアフットで走るは3週間ぶりか。
本番まであと2カ月。
10kmまではそこそこである。
ここを過ぎると、体が走りに慣れてくるので余裕がでるときと、逆にそこまでの疲れが出てきて体と足が動かなくときがある。
今日はフラットである。
10kmをすぎるとときどき左足つま先がひっかかって擦れる音がする。
ビクッとして足を上げて走るように心がけるが、すぐに上げ幅が小さくなり、路面にひっかかる音がでる。
ステッカーを貼ってあるので、ひっかかりやすくなっているようだ。
しかしそれが「足が上がっていないよ!」という警告音にもなっている。
この音は走り終わるまで続いた。
つまり、10kmを過ぎると、確実に足が上がりにくくなっているということである。
そしてそれがシューズのつま先を擦り切れさせている、ということでもある。
15kmまでの5kmでは33分切りを目指すがわずかに及ばなかった。
しかし、これがいけなかった。
気張ったせいで体も足も動かなくなる。
前回は「キッドシューズだ!」、ということでむりやり走った。
そのためタイムはさんざんでこの間キロ7分12秒もかかっている。
今日はベアフットなので変に無理はできない。
16kmあたりでダウンする。
まあ、しかたがない。
少し休む。
越えねばならぬ壁があるようだ。
スタミナ不足ということなのだろう。
気を持ち直してまた走りはじめる。
これがよかったのか、この5kmも33分台でいくことができた。
でも体はギリギリである。
要はギリギリ状態でどこまで持たせられるか、というのはマラソンの大きなテーマでもある。
ラストの1キロはわずかだが北風=追い風であった。
トータルではキロ6分42秒である。
キロ6分30秒=2時間16分30秒が当面の目標だが、なかなかむずかしい。
昨年の今頃は6分34秒であった。
ところがその一週間後には6分20秒で走っている。
6月に入ると一桁台へとジャンプアップしている。
今年もそうなってくれるであろうか。
ちなみに今年の本番の目標は「サブテン(2時間10分以内)」である。
ベアフットシューズならいい目標である。
そのためには練習では2時間10分台をコンスタントに走りたいということになる。
練習で2時間10分台ならサブテンが狙えることになる。
2時間10分から15分の間が目標になる。
もし、2時間20分ならサブテンは絶望的に難しくなる。
2時間40分台を2時間10分台へもっていくこと、これがこれからの2カ月の練習の目標になるのだが。
キロ6分10秒になら2時間10分、6分25秒なら2時間15分である。
ラストの護岸歩道で若い女性に「おはようございます」と声をかけられた。
突然のことだったのでオウム返しに「おはよう」と返事をした。
赤ん坊連れの夫婦で歩道脇のデッキに居り、朝の散歩といったところか。
走っていている時に日本語で声をかけられたのはこれが始めてではないだろうか。
ちょっと記憶にないのである。
少なくともこの数年間でこのコースではまったくない。
私をみて日本人と判断したのか、それとも試しに日本語で声をかけてみたのであろうか。
パークランドの中なら、それなりにいるかもしれない(私は会ったことはないが)。
ここを日本人が走っているというのは相当に稀有なことだと思うのだが。
本当に珍しいことである。
【 5月08 日 21km 2時間20分42秒 キロ6分42秒 ベアフット】
5km 34:12 34:12
10km 33:23 1:07:35
15km 33:04 1:40:39
20km 33:20 2:13:59
【 5月01日 21km 2時間23分50秒 キロ6分51秒 キッドシューズ】
5km 33:55 33:55
10km 33:07 1:07:02
15km 33:42 1:40:44
20km 35:58 2:16:42
【 4月17日 21km 2時間23分03秒 キロ6分49秒 ベアフット】
5km 35:41 35:41
10km 34:14 1:09:55
15km 32:40 1:42:35
20km 33:14 2:15:49
ベアフットだが、190キロほどになった。
こんな感じであるが、上張ステッカーが見えている程度の減りである。
効率のいい補修のやりかたが分かってきたようである。
この靴であと5回105kmは走る予定でいる。
それでほぼ300kmになる。
耐久性は十分である。