2019年5月1日水曜日

21 km走:2時間23分50秒 キロ6分51秒  「令和 走り初め」

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● 「令和 走り初め」 21km完走!!! 2時間23分50秒

 今日は令和元年5月1日、「令和」改元の日になる。
 よって今日のランニングは「令和 走り初め」ということでもある。
 先週はついに走れなかった。
 ウオーキングも体調不良で3日もやめている。
 少しづつ回復はしてきているが、いまいちの状態である。
 途中でやめてもいいが、「令和 走り初め」なのでいつもの「17km」は走りたいと思う。
 もしダメならリタイヤのフラグがあがらない15kmは是非とも、といった気分である。
 そこでこれまでのベアフット・シューズに代えてキッド・シューズを使うことにした。
 キッドの方がベアフットよりはるかに足に優しいからである。

 その選択がよかったのか10kmまではとてつもなく順調である。
 これなら21km行けそうである。
 「令和 走り初め」は好タイムとなるかもしれないと思ったりした。
 天候は曇り時々晴れである。
 だが強い風が吹いている。
 いつもは南風だが、今日は海風で横から吹き付ける。
 それに方向的には北風が混ざる。
 内海沿いの10kmから15kmはこの風に悩まされる。
 ランドエンド橋の上では吹き飛ばされないように帽子を手にもって走る。
 この場所でのこういう仕草ははじめてではなかろうか。
 風のせいか、ジワジワと足にくる。
 それでも15kmまでの5キロは34分を切ることができた。
 
 15kmを過ぎると突然足が動かなくなる。
 ベアフットなら休み休みでゴールを目指すことになるのだろうが、キッドシューズに履き替えている以上、休むわけにもいかない。
 足にダメージがあるはずがないと思う。
 ゆっくりゆっくりでも走りのポーズはやめないようにする。
 20kmならやめもいいかと思うが、そこまでいくなら何とか21km行きたい。
 「令和 走り初め」だ、がんばらなくてもいいから目的を見失うな、と動かぬ足に檄を飛ばす。
 こうなると、単につまらない根性でしかない。
 このままいくと20kmまでの5kmは36分を越える。
 そこは何とか35分台でと、少しでもと足を動かす。
 35分58秒、なんとかかんとかギリギリで36分を切った。
 この間はキロ7分12秒というとんでもないタイムである。
 もうほとんど足は動いていないといっていい。
 残るはあと1キロである。
 残り時間からしてトータル21kmでキロ7分を越えることはない。
 最後のふんばりとなる。
 
 「令和 走り初め」21km完走!!!である。
 前回のベアフットより47秒遅れである。
 
【 5月01日 21km  2時間23分50秒 キロ6分51秒 キッドシューズ
5km    33:55      33:55 
10km    33:07    1:07:02
15km    33:42    1:40:44
20km    35:58    2:16:42
21km     7:08    2:23:50

【 4月17日 21km  2時間23分03秒 キロ6分49秒 ベアフット
5km    35:41      35:41 
10km    34:14    1:09:55
15km    32:40    1:42:35
20km    33:14    2:15:49
21km     7:14    2:23:03

 踏ん張ってしまったせいかダメージがやはり大きい。
 家まで車で数分でしかないのに、車の運転が怖い。
 信号待ちで足に力をかける必要がなくなると、一気に疲労が押し寄せてくる。
 足がブルブルと震える。
 普段よりも特別に長く走ったときなどによく起こる症状である。
 フルマラソンの練習の時などでは頻繁に起きる。
 家に戻ると、今度は椅子に座れない。
 足に負荷がかからないと、大腿部からフクラハギまで疲労一色でとても座ってはいられないのだ。
 カーペットにごろりと横になる。
 こういうことは記憶にはない、初めてのことである。
 何とか風呂に入って汗を流して、ベットに寝ころんだら、そのまま無明の闇である。
 気が付いたらなんと12時半近くである。
 こういうのも初めてのことである。
 9時頃走り終わっているから、10時過ぎに横になったとして2時間以上も意識もなく寝込んだことになる。

 原因はと思うに、シューズはキッドシューズで足に優しい、強風だったがこの程度の風に会うのは特別ということでもない。
 とすると残るは、まだ体調が完全には回復していない、ということになる。
 でも21km走れたのだから上々ということにしないといけないだろう。
 でもあまり根性で走るというのは危険が大きい。
 マラソンはスポーツの中でもっとも危険なスポーツとされている。
 それはゴールに近ずくと、気力根性で体力の無理の限界を超えて機能不全を起こしてしまうからである。
 令和の走り初め、でそんなことを起こしたら申し訳ないことである。
 まあ、何とか走れたので良しである。


 【キッド・シューズ】
 ところで、キッドシューズだがこのシューズで一昨年、昨年と2レースに出場している。
 一昨年はキッドシューズのクッションなしに慣れずにラストの5キロはフクラハギの激痛で歩き走りとなりワースト記録を作っている。
 昨年はこのシューズでの十分な走り込みをして、キロ6分を切る2時間04分台でゴールして好々記録を出している。
 そんなことなのでこのシューズはおそらく800キロ以上は走り込んでいるのではないか。
 もうそろそろ替え時かと思って、いつ不具合が起こってもいいように控えのキッドシューズも用意してある。
 でもこの靴、気に入っているのである。
 「ガールズ」タイプで足の小さな私にはぴったりなのである。
 また、色合いも好みである。
 できればこれをずーっと履いていたいのである。
 そこで送ってもらおうかと思って型番で検索したらリストから消えていた。
 ベアフットは走る度にカカト補修をしてもたせている。
 ならばキッドシューズももっと有効に補修できるのではないかと思ってみた。
 補修の繰り返しによって相当に長い間使用可能になるのではなかろうか。
 補修のやり方はベアフットと同じでステッカーを2枚重ねてみた。




 カカトの横はみっともなくならないようにテープを巻きあげることなく靴の境でカットした。
 そして、これで走ったあとが下の写真である。


● 走り終わったあとのキッドシューズの底の状態

  2枚とも剥がれ落ちている。
 おそらくカカト横の巻き上げが浅いため、剥がれてしまったのであろう。





 ステッカーは同じく2枚である。
 テープはカカトノの巻き上げを少し深くする。
 後ろからみるとちょっとみっともないが、でもまあこんなもんだろうと思う。
 1回で20キロもてばいい。
 どこまで補修でもたせられるか、これも見ものである。

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