2019年3月13日水曜日

15 km走:1時間39分33秒 キロ6分38秒  ベアフット擦り切れはじめる

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【 3月13日 15km  1時間39分33秒 キロ6分38秒 ベアフット・シューズ
5km    34:01      34:01
10km    32:50    1:06:51
15km    32:42    1:39:33

【 3月06日 18km  2時間04分12秒 キロ6分56秒 ベアフット・シューズ
5km    35:00      35:00
10km    35:04    1:09:04
15km    34:41    1:43:45
18km    20:27    2:04:12


  予報によればこのところ気温が高く、平年より10度くらい上がっているという。
 しまった扇風機を取り出し、夜は窓を半開し、扇風機をつけっぱなしで寝ている。
 前回は19kmの予定が18kmで終わってしまったので、今日は19kmを目指すがこの陽気ではあまり期待できない。
 昨日、体調不良だったので今日はダメだろうと思っていたが、なんのその足も体も絶好調である。
 5kmで34分である。
 34分そこそこというのはひさしぶりのタイムである。
 なにしろ足が軽い。
 5キロをすぎると朝陽がまぶしくなる。
 額は汗でまみれ、ときどきぬぐう。
 シャツはびっしょりである。
 やはり10kmをすぎると朝陽は熱を帯びてきつくなる。
 さらに悪いことに、帽子を忘れてきてしまった。
 陽射しがまともにふりそそぎ、目に入ってくる。
 15kmに切り替える。
 帽子があったら、17kmでも十分行かれると思うが間違いはあるものだ。
 その分、ラストの5キロはベアフットでのキロ6分半(32分30秒)をねらったのだがダメであった。


   さて、今日もベアフットで走ったのだが。
  もし今日20km走ったら踵は擦り切れるのではないかと予想していた。
 


● 77km 擦り切れ状態にはいる

 そこで、底ゴムとインソールの間にスペーサーを入れて、インソールを保護する細工をした。
 擦り切れて穴があいてもインソールが直接地面を擦ることにならないようにという考えでである。



● 底貼りとインソールの間にスペーサーをいれる

 使ったのは履き古したサンダルのゴムの甲表(鼻緒)である。
 甲表を切り取り、カカトの形状にカットして、それをテーピングテープでシューズの底に止めた。
 その上にインソールをいれて抑える、という段取りである。
 


● 古いサンダルのゴムの甲表をカットして使う

 実をいうとやってはみたが、こんな状態で長い距離走れるのかどうかまったく見通しはなかった。
 まあ、当然のことだろう。
 うまくいくことを期待する方がおかしい。
 いくらテープで止めているといっても走っているとどうしてもズレてきて、甲表の位置がおかしくなってきて、走れなくなるだろうと思っていた。
 ダメになったら途中で外してしまえばいいと考える。。
 言い換えればヤリクリ・小細工を弄してどこまで走れるかの実験である。
 信じられないことにこれが結構うまくいったのである。

 スペーサーといっても柔らかいゴムである。
 穴が開いてからこれが擦り切れるまで2回分40kmとみている。
 穴がどれほどの大きさになるのかも判断要素になる。
 大きくなりすぎたら打つ手がなくなる。
 インソールはその目的上柔らかいゴムなのですぐに擦り切れる。
 ということはベアフット・シューズに126キロ(ハーフ距離で6回)ほどを期待しているということになる。
 すべては実験でわかるだろうというこだ。
 なを今日はこのスペーサーは単なる踵のクッション機能にしかなっていない。
 余談を言えば、ベアフットは10kmを超える長距離ではカカトからの衝撃が大きいためジワジワと体をむしばむ。
 体が慣れてくればいいのだが、それまではインソールやクッションをカカト・フクラハギ保護のための緩衝材として使用した方がベターのように思える。
 充分に足と身体が出来てきたら、取り除けばいいだろう。
    
 ベアフットのストックはあと2足で、うち1足は本番用で、本番のGCハーフを含めて4回の使用を予定している。
 もう1足は最低5回100kmは使いたい。
 とすると、この2足で5月半ばから7月7日の本番まで使うことになる。
 ということは5月前半までのあと8回をこの使用中のベアフットとキッドシューズでやりくりすることになる。
 ベアフットを履きつぶしたら、キッドシューズで走ることになるが、もし実験で150km(ハーフ距離で7回)くらい使えることが分かったら、2足目のシューズは5月初めから6月半ばまでとなるので、キッドシューズは3回の使用になるのだが。
 さてどうか。

 最大の問題はベアフットシューズの衝撃の大きさに耐えられ足を本番までに作ることができるかということである。
 走れるような気候になってくると、スピードは上がってくる。
 それに合わせて足にかかる負荷も加速度的に大きくなってくるだろう。
 特に本番での負荷は時に想像を超える。
 一昨年のキッドシューズでの苦い経験がある。
 15キロ過ぎに左右のフクラハギがびんびんになり、歩くような感じでのゴールだった。
 本番直前の2カ月はベアフットのみで走り、出来るだけ長くベアフットに足を慣らさせたいと思う。
 ヤリクリが試される。






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