ハーフマラソン練習とは21kmを走り、タイムを本番の7月7日までに少しずつ上げていくということである。
今日はその1回目となるんだが、なにしろ前回のメタメタ結果があるので、見通しがたたない。
とりあえずどこまで行けるか、である。
曇り空で気温は幾分低い。
昨夜雨が強く降ったようで遊歩道は濡れ、ところどころに水たまりがある。
条件的には悪くない。
だがときどき霧雨模様になる。
5kmはほぼ前回と変わらない。
7キロ過ぎあたりから時々霧雨が、時々小雨に変わる。
シャツはびっしょり、ベアフットシューズは底が浅いので靴の中はぐちゃぐちゃ。
ベアフットは雨に弱いシューズであることがわかった。
このひどい状態でこのままだと12kmでリタイヤになる。
でもリタイヤは好まないので耐えて15km走って記録を残そうと思う。
10kmまでの5kmスプリットは前回より50秒ほどの遅れで、10kmトータルでは40秒ほどの遅れになる。
10kmを過ぎたとき、左足がピタピタいうので止まって調べてみた。
なんとステッカーで修理した靴底が下地からそっくり剥がれているのである。
● 計124km
右は大丈夫そうだが、これではあと5キロはとてももたない。
ステッカーは両面粘着テープで靴底に圧着されており、ゴム糊でついているわけではない。
よってこの粘着テープが水に触れて粘性を失って剥がれてきたようである。
車は中間の10.5キロにあたるレンフォックス公園に止めてある。
シューズをベアフットからキッズ・シューズに履き替える。
もちろんこの時間はカウントしない。
いやー、キッド・シューズはベアフットに比べてはるかに足に柔らかい。
なんとも気分がいい。
安心してスピードに乗れそうな気分になってくる。
キッドシューズにはインソールが入っていない。
外してあり、ゴム靴底だけである。
それでもその厚さが足を守ってくれることが実感できてしまう。
ということはインソールの入った一般のランニングシューズはどれほど足に優しくできているのだろうと思ってしまう。
ベアフットはやめようか、とも思ってしまう。
でもベアフットは「転ばないシューズ」として選んでいるので目的が違う。
走り始めてしばらくすると小雨がやんできた。
かわりに朝陽が照るようになる。
ウン、これなら。
20キロ、もしかしたら21km行かれるかもと思い始める。
15km通過の5kmスプリットがなんと31分台である。
32分30秒でキロ6分半である。
つまりキロ6分30秒を切って走っていることになる。
でも足と身体は動くのだが、スタミナが欠けている。
なんとか走っている感じでキロ6分半切りということは、やはりシューズの変更が効いているように思える。
雨は完全に上がって、びっしょりシャツも乾き始めてきている。
これなら無理すれば21km行けそうだと思うようになる。
15kmを越えるときつくなってくる。
足や体は動くのだが力が入らない。
エネルギーが切れてきたか?
少し体がゆれる。
腰が落ちて前かがみになりつんのめりそうになる。
なんとか持ちこたえながら20kmを通過する...
それでもこの5kmはほぼ32分半で、キロ6分半を切っている。
そんなに速く走っていないのにタイムがいいということはシューズのせいだろうか。
ラスト1キロは護岸歩道で今日は南風の向かい風である。
合計で「2時間17分23秒=キロ6分33秒」ということは相当にいいタイムである。
これがあっさり出たということは、ベアフット・シューズでは相当な負荷を体にかけているということになる。
【 4月03日 21km 2時間17分23秒 キロ6分33秒 ベアフット&キッドシューズ】
5km 33:17 33:17 <ベアフット>
10km 33:40 1:06:57 <ベアフット>
15km 31:46 1:38:43 以下<キッズ・シューズ>
20km 31:58 2:10:41
【 3月29日 17km 1時間55分58秒 キロ6分49秒 ベアフット・シューズ】
5km 33:27 33:27
10km 32:52 1:06:19
15km 34:04 1:40:29
17km 15:35 1:55:58
【 3月20日 20km 2時間16分45秒 キロ6分50秒 ベアフット・シューズ】
5km 34:23 34:23
10km 33:36 1:07:59
15km 33:30 1:41:29
20km 35:16 2:16:45
何とか今季初めての21kmを走り、ハーフ練習にはずみをつけることができた。
また、前回遭遇した関門も無事通過したように思う。
これからはキロ6分30秒=2時間16分30秒を切って走ることが目標になる。
雨模様の日に走るときはベアフットはやめてキッド・シュースにしないといけないようである。
テープをはぎ取ってみる。
左足は底張ステッカーからの補修になる。
右足はマジックの線からみるに底張も上張ステッカーも生きているようである。
修理は今後、底張・中段・上張のステッカー3枚重ねで行うことにする。
よって右足は1枚貼ればいいことになる。
ということはクズのステッカーのみが擦り落ちたということになる。
下地を作ってステッカーをはり、テープを巻いて終わりである。
● 右は1枚貼るだけ
クズは使わず、同じ大きさのものを3枚順次貼っていくことにする。
●左は3枚重ねで修理してみた
さて、これでどのくらい持つのか。
右より左の方が剥がれやすいのはなぜなのだろうか、解せないのだが。
1回走るごとに上張ステッカーのみを交換していくといった具合になってくれると面倒がないのだが。
今日は前半をベアフットで、後半をキッズで走ったが、肉体的には大きな違和感はなかった。
だがもしこれが逆で、前半をキッズで後半をベアフットで走ったらどうなる。
相当にシビアなものになるかもしれない。